脱毛コラム
医療脱毛(レーザー脱毛)と美容脱毛(エステ脱毛)はどっちがいいの?
そろそろ脱毛をしようかな、と考えている時に気になるのが、様々な脱毛方法の違いです。
脱毛方法には、主にエステでおこなわれている美容脱毛(エステ脱毛)と病院やクリニックでおこなわれている医療脱毛(レーザー脱毛)があります。
今回は、この二つの違いについての特集です。
美容脱毛(エステ脱毛)と医療脱毛(レーザー脱毛)はどう違うの?
美容脱毛(エステ脱毛)と医療脱毛(レーザー脱毛)の仕組みを知ろう!
医療脱毛(レーザー脱毛)を受けたいなら
美容脱毛(エステ脱毛)と医療脱毛(レーザー脱毛)はどう違うの?
詳しい違いについて比較していきましょう。
POINT1 「永久脱毛」ができるかどうか
「永久脱毛」は、医師のいる病院やクリニックなどの医療機関でしかおこなえません。
強い出力のあるレーザー脱毛器を使って、毛根にある毛乳頭などの細胞を破壊することが、医療に相当するためだと厚生労働省が定めているからです。
美容脱毛(エステ脱毛)では、レーザー脱毛よりも弱いパワーの光脱毛で施術をおこなうため、細胞を破壊することはできません。細胞を刺激して抑毛や減毛を目的としているため、施術目的が異なります。
★「永久脱毛」をしたいなら、医療脱毛(レーザー脱毛)がおすすめ!
POINT2 早く効果を実感したいか
美容脱毛(エステ脱毛)は、穏やかな光を部位に照射しているため効果が出るまで時間がかかりやすく、脱毛完了(毛が薄くなったと実感できる)までに平均20回ほどの時間がかかります。
医療脱毛(レーザー脱毛)は高エネルギーのレーザーを照射しているため、効果を実感する回数も平均5回とハイスピードです。
★ある程度の期間がかかっても良い方は「美容脱毛(エステ脱毛)」を、短期間で効果を実感したい方は「医療脱毛(レーザー脱毛)」を選びましょう。
POINT3 痛みの感じ方で選ぼう
美容脱毛(エステ脱毛)は、穏やかな光を使用しているため痛みは感じにくいのですが、照射する部位や個人差によって、痛みを強く感じる場合もあります。
医療脱毛(レーザー脱毛)は、美容脱毛(エステ脱毛)に比べると痛みを感じやすいのですが、痛みや肌荒れなどトラブルが発生した場合も、すぐに医療機関としてアフターフォローいたします。
★脱毛を初めてする時には、まずは痛みの強さを確認するのも良いかもしれません。初回はお得なキャンペーン価格で利用できることが多いので、ぜひ試してみましょう。
POINT4 コストを安く抑えたいか
美容脱毛(エステ脱毛)は、医師や看護師などの医療従事者以外が施術をおこなっており、使用する機械も厚生労働省の認可がされていない機種なので店舗に関わる導入コストが安くなります。
初回の場合は数多くのキャンペーンもあり、脱毛に対しての敷居が低くなっています。
しかし期待する効果が現れるまでの時間がかかり、トータルコストが高くなる傾向にあります。
医療脱毛(レーザー脱毛)は、医療機関のため医師や看護師などの医療従事者が必要になっています。
使用する機械も厚生労働省が認可をした医療器械であるため、開設に伴う費用が高くなりやすく、施術費用も高くなりがちです。しかし脱毛完了までにかかる回数を考慮すると、美容脱毛(エステ脱毛)より施術回数が少なくなるためトータルコストが安くなります。
★美容脱毛(エステ脱毛)・医療脱毛(レーザー脱毛)ともにおこなわれている初回キャンペーンを上手く利用するようにしましょう。継続した施術で確実に脱毛をおこないたいという方は、医療脱毛(レーザー脱毛)の方が、結果的にトータルコストが安くなることが多いです。
美容脱毛(エステ脱毛)と医療脱毛(レーザー脱毛)の仕組みを知ろう!
さらに詳しく知りたいという方のために、美容脱毛(エステ脱毛)と医療脱毛(レーザー脱毛)の仕組みについて説明します。
●美容脱毛(エステ脱毛)とは
肌に光を照射してメラニン色素のある毛根周辺にダメージを与えて、抑毛・減毛を促す方法です。
「IPL脱毛」「SSC脱毛」「SHR脱毛」「ハイパースキン法」というような脱毛方法があります。
●医療脱毛(レーザー脱毛)とは
医療用のレーザー脱毛器を使った脱毛方法です。メラニン色素を利用した脱毛のメカニズムは美容脱毛(エステ脱毛)と同じですが、レーザー脱毛器は照射パワーが強くなります。
医療用なので、医師のいる病院やクリニックなどの医療機関でしか施術をおこなえません。
使用されるレーザーの種類
主に使用されるレーザーは、「アレキサンドライトレーザー」「ダイオードレーザー」「ヤグレーザー」の3種類です。どのレーザーもメラニン色素をターゲットとして、毛根にある毛乳頭や毛母細胞にダメージを与えて脱毛をおこなっています。
●アレキサンドライトレーザー
アレキサンドライトと呼ばれる鉱物を使用したレーザーです。
日本で最もよく使用されている定番の医療機器で、日本国内の様々なクリニックで利用されています。
・LPIR
米国のサイノシュア社製で、日本で初めて本格導入されたレーザー脱毛器です。
機械本体には冷却装置が付属していないので、保冷剤などを利用してその都度冷やしながらレーザーを照射しなければなりませんでした。1ショットあたりに照射される時間(パルス幅)は大まかな調整しかおこなえず、今となっては時代遅れな機械になってしまっています。
・ジェントルレーズ
日本で一番普及している代表的な機種に「ジェントルレーズ」があります。米国のFDAで認可された医療用機器で脱毛効果や安全性が認められており、日本人の肌質に合った機械として親しまれています。
シネロン・キャンデラ社が販売している機種で、LPIRに続いて作られた製品です。
LPIRにはなかった照射直前に冷却ガスを噴射する機能が備わっています。肌の表面を冷やしながらのレーザー照射が可能となり、肌トラブルの軽減に役立ちます。
パルス幅は3ミリ秒と一定で変更できませんでした。
・ジェントルレーズプロ <ミセルクリニック大阪梅田院・西宮院・加古川院で採用>
ジェントルレーズが進化した機種です。
パルス幅の調整もおこなえるようになり、毛の太さや照射部位、痛みの強さや肌の色などの状態を実際に確認したうえで、より柔軟な対応がおこなえるようになりました。
冷却ガスの機能はそのままなので、肌トラブルの軽減に役立ちます。
●ダイオードレーザー
ダイオード(半導体)を利用したレーザーです。従来は20ジュールの出力しかおこなえなかったのが、ダイオードレーザー機種では最大60ジュールまでの出力がおこなえるようになりました。
高出力で集中的に照射するショット式レーザーと、低出力の熱を連続で照射できる蓄熱式レーザーがあります。様々なタイプの毛に効果があるので、産毛などの細い毛にも対応できます。
・ライトシェア デュエット
多くのクリニックで使用されている機種です。レーザー照射時に、皮膚を吸引することで皮膚のダメージを減らしながら、毛根へダメージを与える事ができます。同時に冷却もできるタイプで、産毛にも対応できます。
・ソプラノ
毛包と呼ばれる毛を包んでいる組織全体に、弱いレーザーを照射して熱を与えることで脱毛効果を示します。メラニン色素は無関係なので、白や金色の体毛、産毛などの細い毛、日焼けした肌でも施術ができます。施術にやや時間がかかるのが難点です。
・メディオスター ・メディオスターNEXT
・メディオスターNEXT PRO <ミセルクリニック大阪梅田院・加古川院で採用>
メラニン色素をターゲットとしない、新しいタイプの機種です。毛根の細胞に栄養を与えているバルジ領域と呼ばれる部分に、低出力レーザーを照射して熱を与えることで脱毛効果を示します。
毛根をターゲットとしていないので、皮膚へのダメージが少なくなり、日焼け肌や色素沈着があるような肌でも施術がおこなえます。大きめの照射口があるので、施術時間を短縮できます。
「メディオスターNEXT」や「メディオスターNEXT PRO」は、付属の照射ヘッドが複数タイプあるので、様々な状態の毛に対して使用できるようになっています。
・ベクタス <ミセルクリニック西宮院・加古川院・姫路院で採用>
広い照射面積とクーリング機能により、高エネルギー照射が可能になった機種です。肌質や毛質に合わせた照射レベルの調整がおこなえるので、柔軟に対応できます。
冷却システムも強力なので、痛みを抑えることができます。
●ヤグレーザー
他のレーザーに比べて長い波長のレーザーで、肌の奥へと到達するので、濃く根深い毛に向いています。
色素沈着をしているような肌でも使用ができます。
・ジェントルYAG
毛根周辺に熱ダメージを与える時間が長く、しっかり脱毛できます。
レーザー照射と冷却ガスを同時に出力することで、肌トラブルを減らします。
医療脱毛(レーザー脱毛)を受けたいなら
様々なタイプのレーザー脱毛器を導入しているミセルクリニックでは、まだ当クリニックで医療脱毛(レーザー脱毛)をおこなったことのない方対象に初回限定プランもありますので、ぜひご利用ください。
※使用する機械は、受診された時の毛質や肌状態によってお客様にあった機種をおすすめしています。必ずしもご希望の機種をご利用いただけるというわけではありませんので、ご了承ください。