気がつけば、知らない間にシミができていたことはありませんか。
スキンケアを頑張っていても、シミが濃くなってきたということがあれば、専門的なシミ取り治療が必要なタイミングかもしれません。
「長年気にあるシミがある」、
「以前あったシミが大きく濃くなってきた」、
「自分で努力していたけど結果に繋がらない」、
「シミがいつの間にか増えていた」
というように、シミに関するお悩みがある方は、今回の特集をご覧ください。
今回は、身近にあっても詳しくはよく知らないことの多い、お肌のシミについてのお話です。
シミ・くすみを消すレーザー治療についてもご紹介していますので、合わせてご確認ください。
シミの色と種類
まずは基本的な内容について確認していきましょう。
そもそも、シミとはどういうものなのでしょうか。身近にあっても、今まで詳しく考えたことがなかったかもしれません。
実は、シミの色や形には、様々な物があります。ここでは、一般的に分類されているシミの色や種類についてご紹介します。シミの種類によって、シミに対する治療方法も異なります。まずは軽い気持ちでお読みくださいね。
・日光黒子(にっこうこくし)
多くのシミが、このタイプに属しています。
別名を「老人性色素斑」と呼び、加齢によっても出現しやすくなります。
紫外線を浴びることで作られやすいシミで、特に中年期以降に増えやすくなります。
肌のターンオーバーが乱れていると、シミが盛り上がったり、イボのようになったりと、シミの形が変わっていくこともあります。
・雀卵斑(じゃくらんはん)
いわゆるソバカスのことです。
小さな丸い斑点と、茶褐色に近い色合いが特徴です。
鼻の周りや頬に出やすく、遺伝の影響が強いシミです。3歳頃〜思春期にかけて、特に目立つようにあらわれます。
・炎症性色素沈着
ニキビややけど、化粧品などによるかぶれが原因で引き起こされた炎症が落ち着いた後に出現するタイプの褐色シミです。
年齢や性別には無関係に出現して、時間が経過するとともに少しずつ薄くなるのが特徴です。
・肝斑
女性に多いシミです。薄くて大きい褐色シミが特徴で、頬骨に沿って左右対称に出現します。
女性ホルモンが関係して発症すると言われており、妊娠や経口避妊薬などをきっかけとしてあらわれます。
高齢者ではほとんど見られないシミです。
どのようなところにできやすいか?
シミは、皮膚に存在している黒色色素のメラニンが沈着して作られます。
紫外線を浴び続けてできるタイプが代表的なシミとして知られていますが、幼い頃からできるソバカスや、ホルモンバランスの崩れから作られるシミもあります。
それぞれの原因によって、シミができやすい場所が異なります。詳しく確認していきましょう。
・頬にできるシミ
⇒そばかす、炎症性色素沈着、日光性黒子、肝斑
頬できるシミの種類は様々です。薄い茶色の点が散らばっているのはそばかす、茶色いシミは炎症性色素沈着、濃い茶色や黒色は日光性黒子、もやもやとした形のシミは肝斑の可能性が考えられます。
頬は皮膚が弱くて炎症しやすい場所でもあるため、スキンケアを行う時は、優しく撫でるようにしましょう。
・こめかみにできるシミ
⇒日光性黒子、肝斑
こめかみにできやすいシミは、日光性黒子、肝斑があります。
茶色や黒に近いシミで、輪郭もくっきりとしていることや、目の近くにあることから、とても目立ちやすいシミともいえます。
年齢が上に見られてしまう原因にもなりやすいので、アンチエイジングを行いたいときは優先して対処するようにしましょう。
・鼻にできるシミ
⇒日光性黒子、炎症性色素沈着、そばかす
顔の中でも立体的に外部に飛び出している鼻は、様々なシミができやすい場所です。
紫外線が当たりやすい場所でもあるため、日光性黒子には特に注意しましょう。
ニキビができやすい場所でもあり、にきびが悪化すると炎症性色素沈着が起こりやすくなります。
小さなシミが増えてきた時には、そばかすが悪化しているのかもしれません。
・手の甲にできるシミ
⇒日光性黒子、炎症性色素沈着
人の視線が集まりやすく、シミができていても隠しにくい場所が手の甲です。
一年を通して紫外線を浴びやすい場所のため、日光性黒子ができやすくなります。
また、料理中に火傷をしたり、虫刺されやかぶれが起こってしまったりした時には、炎症性色素沈着が起こりやすくなります。
自力でシミを薄くする場合
シミはできる前の予防が重要ですが、もしすでにシミができてしまったという時は、これ以上濃くならないように、日常生活で行う様々なケアが重要です。
ここでは、プロに頼らずにご自身でシミを薄くするためのケアについてご紹介しますね。
まずはご自身でできる対策を行ってみたいという方は、参考にしてください。
・紫外線対策は万全に
紫外線はシミにとって一番の大敵です。
日焼け止めを塗り忘れない、汗をかいたらこまめに塗り直すほかにも、春〜夏にかけて日差しが強い時期には、帽子やサングラスなどのUV対策グッズを取り入れるのが良いでしょう。
・保湿対策を忘れずに
乾燥肌になると、外部からの刺激から肌内部を守りにくくなります。
水仕事の後には水分をしっかり拭き取ってから、ハンドクリームを利用するなど適切に保湿を行うようにしましょう。
毎日のお顔のスキンケアと合わせて、気になる場所のスキンケアも行うとさらに効果的です。
・健康的な日常を過ごそう
不規則な食生活や睡眠不足、ストレスの多い生活を続けていると、肌のターンオーバーが乱れる結果に繋がります。
新陳代謝が上手く働かなくなると、シミの原因であるメラニンの排出が遅れてしまうことで、大きなシミや濃いシミが肌に長期間沈着しやすくなります。
ストレスは適度に発散して、健康的な日常生活を過ごすようにしましょう。
美容クリニックで治療する場合
自力で様々な対策をしても、思ったような結果が出なかった時や、自分で行うケアが面倒くさいと感じてしまった時は、医療従事者のいる美容クリニックで専門的な治療を受けることを考えてみてはいかがでしょうか。
美容クリニックでは、厚生労働省が認可した医療機器を用いた安心・安全な治療や、美白・美肌の効果が保証されている薬剤などを組み合わせて、シミ治療を行っています。
体の中と外から適切にアプローチすることで、自力では対応しきれないようなやっかいなシミもターゲットとした治療が行えるのが、美容クリニックの特長です。
せっかくならトータル美肌治療!「カスタマイズ治療」
あなたがシミ以外にも、乾燥による小じわ、ほうれい線、ニキビ、毛穴の開き、くすみなどの様々な肌のお悩みを抱えているのならば、ミセルクリニックで行える「カスタマイズ治療」を試す時かもしれません。
「カスタマイズ治療」は、肌に対してトータルケアができる専門的な治療方法です。
複雑にからみあった肌トラブルは、医師による診断と適切な治療が必要です。
同じ生活を過ごしていたとしても、肌の状態は人それぞれ異なります。
現在の肌状態にあった、その人だけの治療を行い、理想的な肌を手に入れてみませんか。
複数の医療機器と、様々な治療法を独自に組み合わせた「カスタマイズ治療」は、あなたの肌状態をきっと目的とする美肌へと近づける助けとなることでしょう。
「カスタマイズ治療」に興味のある方や、現在のご自身の肌状態が知りたいという方は、お気軽に無料カウンセリングをお申し込みくださいね。