美容コラム

COLUMN

美容コラム

豊胸とは?方法の違い・費用・ダウンタイム・リスクをやさしく比較

豊胸手術と聞くと「なんだか大がかりで不安」「周りにバレないか心配」と感じる方は少なくありません。

 

特に、夏に向けて自信を持って水着を着たい、ウェディングドレスをきれいに着こなしたい、などのイベントを前に「もう少し胸にボリュームが欲しい」と考えている方もいるのではないでしょうか。

 

豊胸手術には、シリコンバッグや脂肪注入、ヒアルロン酸など、さまざまな種類があります。

手術の方法によって仕上がりや持続期間、費用も大きく異なるため、どの方法を選べばいいか迷ってしまう方も多いです。

 

この記事では、初めて豊胸を検討している方に向けて、豊胸手術の代表的な種類や方法、費用や手術の流れについて、わかりやすく解説します。

 

脂肪注入豊胸についての詳細はこちら

 

無料お問い合わせ・予約はこちら

 

豊胸とは?できること・できないこと

「豊胸」と聞くと、単純に胸を大きくするイメージが強いかもしれません。

 

しかし、豊胸とは美容医療によって乳房のボリュームや形を整える施術全般を指します。

 

豊胸手術には複数の方法があり、それぞれに特徴が異なります。

そのため、「何を優先するか」で選ぶべき施術は変わってきます。

 

具体的に豊胸でできることは、バストのボリュームアップ、デコルテの痩せ感改善、左右の胸の大きさの緩和などです

 

一方で、体型に合わない過度なサイズアップや、「絶対に他人にバレない」といった保証はできません。

 

まずは豊胸で何ができて、何ができないのかを理解し、ご自身の優先順位を明確にすることが、理想の豊胸への第一歩です。

 

では次に、代表的な豊胸手術の種類について詳しく見ていきましょう。

 

代表的な豊胸手術の方法の違い

豊胸手術には、主に「脂肪注入」「シリコンバッグ」「ヒアルロン酸注入」の3つの方法があります。

それぞれにメリット・デメリットがあるため、あなたの体質やライフスタイル、そして理想の仕上がりに合わせて選ぶことが大切です。

 

脂肪注入

脂肪注入法は、お腹や太ももなどから余分な脂肪を採取し、それを胸に注入する方法です。

ご自身の脂肪を使うため、自然な見た目と触感がメリットとなります。豊胸したことが周りにバレたくない方におすすめです。

 

また、脂肪を吸引した部分は部分痩せ効果も期待できます。

 

一方で、注入した脂肪の一部は体内に吸収されるため、一度に増やせるボリュームには限りがあります。

また、まれに注入した脂肪がうまく定着せず、しこりになってしまう可能性がある点には注意が必要です。

 

シリコンバッグ

シリコンバッグ法は、シリコン製のバッグを胸に挿入する方法です。

 

1回の施術で確実なサイズアップを目指せます。ご自身の体型に合わせて、理想的な形をデザインすることも可能です。

 

しかし、まれにバッグの周りに硬い膜ができる「被膜拘縮」が起きたり、バッグの破損や劣化を防ぐために、10〜15年を目安に定期的なメンテナンスや入れ替えが必要になる場合があることを理解しておくことが大切です。

 

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸注入は、注射器を使って胸にヒアルロン酸を注入する方法です。

 

メスを使わないため、手術に比べて体への負担が少なく、ダウンタイムも短い傾向にあります。

施術直後から効果を実感しやすいため、結婚式や撮影など、急なイベントを控えている方にも向いています。

 

ただし、注入したヒアルロン酸は時間とともに体内に吸収されていくため、効果は永続的ではありません。一般的には半年から2年ほどで元の状態に戻ります。

 

また、注入量や深さによっては、しこりとして触れてしまうことがあります。

 

>> ヒアルロン酸豊胸はやめたほうがいい?メリット・デメリット・費用・代替手段を解説

 

豊胸手術の費用相場と支払い方法

豊胸手術は決して安い買い物ではありません。

「実際、いくらかかるの?」と費用面が気になっている方は多いでしょう。

 

結論から言うと、豊胸手術の費用は施術方法やクリニック、追加するオプションによって大きく変わります。

 

ここでは、術式ごとの費用相場と、追加で発生しやすい費用、支払い方法について解説します。

 

術式ごとの費用相場

豊胸手術の費用は、主に手術方法によって大きく異なります。

 

一般的な費用相場の目安は以下の通りです。

 

  • 脂肪注入豊胸:約50万円〜150万円(別途、脂肪吸引費用などが必要)
  • シリコンバッグ豊胸:約50万円〜150万円
  • ヒアルロン酸豊胸:約10万円〜60万円

 

これらの費用はあくまで目安であり、使用する機器の種類や注入する量などによって変動します。

 

追加費用が発生しやすい項目

提示された費用以外にも、カウンセリングや手術当日に追加費用が発生するケースがあります。

後から「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためにも、どのような項目で追加費用がかかる可能性があるのかを事前に把握しておきましょう。

 

麻酔代

部分麻酔の費用が基本料金に含まれていても、静脈麻酔や全身麻酔を希望する場合は追加費用が発生する可能性がある

 

術前検査費用

採血や心電図など、手術前の検査費用が別途必要になる場合あり

 

オプション代

術後の回復を早めるための薬剤や、手術後のケア用品、施術の効果を高めるためのオプション料金が別途かかる場合

 

再手術費用

万が一、合併症などが起きて再手術が必要になった場合

(費用が自己負担になるのか、クリニックが負担してくれるのか、事前に確認しておく)

 

豊胸手術のダウンタイムと生活

豊胸手術にはダウンタイムがあり、施術方法によって期間や症状が異なります。

ダウンタイム中の過ごし方を把握しておけば、仕事やイベントの計画も立てやすくなります。

 

痛み・腫れ・内出血などの症状が落ち着くまでの一般的な目安は以下の通りです。

 

痛み

施術当日から数日間がピークで、その後徐々に和らぎます。通常は数日〜1週間ほどで落ち着くことが多い

 

腫れ

施術後2〜3日目が最も腫れやすい時期

 

内出血

施術部位に黄色や紫色の内出血が出ることがある

 

仕事への復帰は、デスクワークであれば翌日から可能ですが、力仕事の場合は1週間〜1ヶ月程度のお休みが必要になることもあります。

 

また、術後しばらくは激しい運動や飲酒、喫煙を控える必要があります。

ブラジャーは、術後しばらくは医師の指示に従い、ワイヤーなしのものを着用するのが一般的です。

 

ダウンタイム中に、急な高熱や強い痛み、左右の胸の形が急に変わるなどの異変を感じた場合は、すぐにクリニックに連絡しましょう。これらの症状は、合併症のサインである可能性があります。

 

豊胸手術のリスク・デメリットとリスク回避のポイント

豊胸手術は、理想を叶える選択肢ですが、同時にリスクやデメリットも伴います。

 

これらを事前に理解し、適切な対策をしておく必要があります。

 

術式ごとの主なリスク・デメリット

豊胸手術には、施術方法ごとに特有のリスクやデメリットがあります。

 

脂肪注入豊胸

注入した脂肪がうまく定着しなかったり、しこりや石灰化(脂肪が硬くなること)を引き起こしたりする可能性がある

 

シリコンバッグ豊胸

バッグの周りに硬い膜ができる「被膜拘縮」や、バッグ破損のリスクがある

 

ヒアルロン酸豊胸

時間とともに体内に吸収されるため、効果が永続的ではない

 

豊胸で後悔しないためのポイント

豊胸手術で後悔しないためには、以下の点を事前に確認しておくことが大切です。

 

  • 現実的な目標設定:豊胸には、体型全体のバランスを考えた上で無理のないサイズにする必要がある
  • 症例写真の確認:自分と体型が近い方の症例を参考にして、より具体的な仕上がりをイメージする
  • 医師との十分なコミュニケーション:質問したいこと、心配なこと、理想のイメージをすべて伝え、納得いくまで確認する

 

>> 豊胸で起こりうる失敗・リスクは?しこりや後悔を防ぐ見分け方と対処法

 

豊胸後の生活で知っておきたいこと

豊胸手術後は、乳がん検診や将来のライフイベントについて、事前に考慮しておく必要があります。

 

豊胸手術後も乳がん検診は定期的に受けることが大切です。

 

術式によっては、マンモグラフィ検査が受けられない場合があるため、事前にクリニックに確認し、検診時に医師に豊胸していることを必ず伝えましょう。

 

豊胸手術が将来の妊娠や出産、授乳に影響を及ぼすことは基本的にありません。

しかし、術式や時期によっては医師に相談しておくのが安心です。

 

シリコンバッグ豊胸の場合、MRI検査や空港の金属探知機に反応する可能性は極めて低いとされていますが、事前に検査を受ける医療機関や空港係員に申告しておくとスムーズです。

 

クリニック・医師選びのポイント

豊胸手術を満足度の高いものにするには、施術を受けるクリニックや医師選びが大切です。後悔しないためには、症例と説明の透明性が高いクリニックを選ぶことが重要です。

 

症例写真を見る際は、加工されていないか、また自分と似た体型の方の症例を優先して確認しましょう。

 

クリニックによっては、ウェブサイトやSNSに写真を掲載していない場合でも、カウンセリングの際に過去の症例を見せてくれることもあります。気になるクリニックがあれば、事前に問い合わせてみるのも良いでしょう。

 

また、担当する医師の資格や経験、豊胸手術における得意な領域も事前に調べておきましょう。

 

カウンセリングでは、納得いくまで質問することが大切です。

 

理想のサイズの上限、傷跡の位置、合併症や再手術時の対応など、不安に思うことはすべて確認し、丁寧に説明してくれる誠実な医師を選ぶことが、安心して施術を受けるための第一歩となります。

 

まとめ

ここまで、豊胸手術について幅広く解説してきました。

 

豊胸手術には、脂肪注入、シリコンバッグ、ヒアルロン酸注入の3つの主な方法があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

 

豊胸について、あなたも専門医に相談してみませんか?

豊胸手術は、事前の情報収集と、ご自身の希望に合ったクリニック選びが重要です。

 

この記事で解説したポイントを参考に、まずは無料カウンセリングで専門医に相談してみてはいかがでしょうか。

 

あなたの理想を叶えるための第一歩を、ぜひ踏み出してください。

 

 

脂肪注入豊胸についての詳細はこちら

 

無料お問い合わせ・予約はこちら

 

監修

ミセルクリニック大阪梅田院院長 奥立 大樹医師

 

奥立 大樹
ミセルクリニック大阪梅田院院長

 

脂肪吸引や脂肪注入豊胸をはじめとする美容外科施術では、理想に近づけるだけでなく、体への負担を抑えることも大切です。仕上がりの美しさはもちろん、安全性や術後の回復にも配慮し、設計段階から一人ひとりと丁寧に向き合うよう心がけています。
美容医療は、外見の変化だけでなく、人生にも大きな影響を与えます。だからこそ、納得のうえで手術に臨んでいただきたいと考えています。後悔のない選択のため、医師としての信念を持って、分かりやすく正確な情報をお届けしています。

 

奥立院長の詳細はこちら

ページの先頭へ戻る