美容コラム
脂肪吸引の失敗が怖い!後悔しないための4つのポイント
脂肪吸引は効率的に美しいボディラインを作る方法の一つです。
運動や食事制限が苦手でダイエットが続かないのであれば、試してみたいと思う方は少なくないでしょう。
一方、失敗して思っていたような仕上がりにならなかったというケースもゼロではありません。
本記事では、脂肪吸引の失敗が怖い方のために、カウンセリングを受ける際に確認しておきたいポイントをご紹介します。
脂肪吸引のよくある失敗・デメリットとは?
まずは、脂肪吸引のよくある失敗やデメリットについて確認し、施術の際に何に注意すべきかを理解しておきましょう。
思ったよりも細くならなかった
SNSでは「脂肪吸引をしても想定より細くならなかった」という声があります。考えられる原因は以下の通りです。
・脂肪量に対し、吸引量が足りなかった
脂肪量に対して吸引量が少なすぎた場合、ボディラインの大きな変化は見られません。
医師が適切な吸引量を把握していない時に発生するミスです。
・そもそも皮下脂肪が少ない
皮下脂肪が元から少ない人が脂肪吸引を行っても、特に変化は感じられないかもしれません。
また、皮下脂肪が少ないのに限界まで脂肪吸引すると、色素沈着や皮膚が凸凹になるという副作用の原因にもなります。
これらも適切な吸引量が把握できなかった場合に起こります。
・完成までの期間を短く見積もりすぎている
脂肪吸引の施術後、数か月のダウンタイムを経て徐々にきれいな状態になります。
しかし、施術後すぐに理想のボディラインを手に入れられると勘違いしている方もいるようです。
完成までの期間は部位や施術時の状況で変わりますので、カウンセリングで確認しましょう。
傷跡が目立つ、皮膚が引きつる・たるむ
脂肪吸引後の傷跡が目立つ、脂肪はなくなったが皮膚が引きつる、たるむといった声もあります。
技術が低い医師が施術した場合、このような症状が出ることがあります。
事前カウンセリングで、どの程度の傷跡や引きつれが残りそうかを確認しておくとよいでしょう。
脂肪吸引後のバランスが不自然になった
脂肪吸引後、身体の左右のバランスが悪くなるケースがあります。
技術が低い医師が施術し、脂肪の取り方にムラがある場合、このような症状が出ることがあります。
ただし、医師の症例件数が多くなると、このような失敗は減らせる可能性が高くなるでしょう。 い
手術費用が高額になった
「脂肪吸引の費用が思っていたよりも高額になった」という後悔の声も聞かれます。
施術前カウンセリングでの説明不足が原因です。
施術を受ける側も契約前に費用の確認をしておく必要があります。
知っておきたい脂肪吸引の副作用
脂肪吸引をする際は、副作用への注意も欠かせません。代表的な脂肪吸引の副作用は以下の通りです。
色素沈着が起きる
脂肪吸引後に皮膚が色素沈着することがあります。
元の状態に戻るまで数か月ほどかかるため、術後の健康管理にも気を遣 使いましょう。
また、色素沈着は皮膚の状態や生活習慣(日焼け、摩擦など)によっても残り方が変わるため、事前に生活上の注意点を確認しておくことも重要です。
腫れや内出血、痛みが発生する可能性がある
医師の腕によっては、脂肪吸引でひどい腫れや内出血、痛みが発生する場合もあります。
上手な医師に担当してもらうために、施術先を探す際は、複数の病院を比較検討することが大切です。
症例数が多く、実績がある医師が在籍している病院を選びましょう。
問題なく施術を行っても副作用が出る可能性はあります。
施術に踏み切る前にどのような副作用があるかを必ず確認してください。
また、副作用が出た場合のために、きちんとアフターフォローをしてくれる病院探しがポイントとなります。
脂肪吸引で後悔しないための4つのポイント
これから脂肪吸引を検討する方のために、病院選びで後悔しないための4つのポイントをご紹介します。
脂肪吸引の実績は多いか?
希望に合った施術を受けるためには、脂肪吸引の実績が多い病院を選ぶことがとても重要です。
実績が多い病院は数多くの症例を把握していますので、失敗につながる施術は行わないでしょう。
また、適切な吸引量を理解した上で施術を行えます。
そして、症例数や症例写真を患者に公開しているかも確認してください。
必要な情報をきちんと開示できる病院を選びましょう。
カウンセリングをしっかり行っているか?
事前カウンセリングをしっかり行っているかもチェックしましょう。
カウンセリングでは、仕上がりや吸引量についての話だけでなく、傷跡の位置や色素沈着などの副作用の話を聞けるかも重視してください。
また、費用についても必ず尋ねてください。
カウンセリングではっきりとした費用の話ができない病院は避けた方が無難です。
吸引部位ごとの費用も確かめておきましょう。
医師の技術に問題はないか?
専門性があり、実績がある医師が施術を行っているかも確認してください。
「SNSやメディアによく出ている人気の医師を選びたい」と思う方もいるかもしれませんが、その医師がしっかりとした技術を持ち合わせている保証にはなりません。
加えて、カウンセリングを施術を行う する医師自身が行うのかどうかも把握しておきましょう。
中には医師ではないスタッフがカウンセリングを行い方針を決め、医師は簡単に施術内容の説明をするだけ、という病院もあるようです。
脂肪吸引は医療行為であるため、必ず医師と話し、自分の希望を伝えた上で施術方針を決めましょう。
上手な医師であれば必要な施術だけをおすすめし、不要な施術は控えるはずです。
手術後のケアを行ってくれるか?
脂肪吸引を行った後は、内出血や色素沈着、ひどい時はしびれや痛みが続く場合があります。
通常であれば数か月で元に戻りますが、その間のケアも行ってくれるかを確認してください。
アフターフォロー体制が整っている病院を選びましょう。
また、副作用が出た場合、適切な処置をしてくれるかもチェックしてください。
スタッフの質だけでなく、設備が整っている病院であるかも見ておきたい部分です。
まとめ
脂肪吸引で失敗が全くないとはいい切れません。
だからこそ、施術内容についてはしっかり確認する必要があります。
事前カウンセリングで話を聞き、施術内容やアフターケアに納得した上で契約に進みましょう。
また、担当医師についてもチェックしてください。
「メディアでよく見る人だから安心」とは限りません。
これまで担当した症例や症例写真まで確認し、信頼できる医師に依頼するようにしましょう。
ミセルクリニックでは、脂肪吸引に興味がある方のために、Instagramで「失敗しない脂肪吸引のためのポイント」をご紹介しています。
また、事前のカウンセリング・診察にてお悩みを伺い、施術の詳細や費用についてしっかりと説明いたします。
脂肪吸引を検討している方は、ぜひご相談ください。
監修
奥立 大樹
ミセルクリニック大阪梅田院院長
脂肪吸引や脂肪注入豊胸をはじめとする美容外科施術では、理想に近づけるだけでなく、体への負担を抑えることも大切です。仕上がりの美しさはもちろん、安全性や術後の回復にも配慮し、設計段階から一人ひとりと丁寧に向き合うよう心がけています。
美容医療は、外見の変化だけでなく、人生にも大きな影響を与えます。だからこそ、納得のうえで手術に臨んでいただきたいと考えています。後悔のない選択のため、医師としての信念を持って、分かりやすく正確な情報をお届けしています。