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糸リフト(スレッドリフト)で失敗しないために|よくある後悔とその対策を医師が解説

 

小顔やリフトアップを目的に、糸リフト(スレッドリフト)を検討する方が増えています。切らずに済む手軽さや、ダウンタイムの短さから人気が高まる一方で、「糸リフトで失敗した」「やらなければよかった」といった声をSNSや口コミで目にすることも少なからずあります。

 

これから糸リフトを検討する人にとって、そうしたネガティブな体験談は不安材料になりやすいものです。しかし、実際に起こりうる失敗の原因や背景を知り、対策を講じることで、後悔のリスクを下げられるでしょう。

 

本記事では、糸リフトの失敗パターンやトラブル例を具体的に解説しながら、後悔しないために大切なこと、施術前後の注意点、信頼できるクリニック選びのポイントまでご紹介します。

 

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糸リフト(スレッドリフト)のよくある「後悔」とは?SNSや口コミで見かける声

糸リフト(スレッドリフト)は、比較的手軽に受けられるリフトアップ施術として人気を集めています。

 

その一方で、次のような後悔の声もSNSや口コミサイトで散見されます。

  • ・リフトアップ効果を感じなかった
  • ・表情が引きつったようになり、笑いにくくなった
  • ・糸の位置がわかるような凹凸や違和感がある
  • ・片側だけ上がりすぎて左右差が目立った
  • ・1ヶ月も経たずに戻ってしまったように感じた
  • ・肌に糸が透けて見えるようになった

 

こうした症状の原因には、施術前の説明不足や期待とのギャップ、あるいは施術を行う側の問題、施術後のケアの不備などがあると考えられます。

まずは、なぜ失敗と思えるような事例が発生するのか、どのような事例が多いのか、リスクを把握することが安心できるクリニック選びの第一歩となります。

 

糸リフト(スレッドリフト)で失敗が起こる原因は?

糸リフト(スレッドリフト)によるトラブルや「思っていた結果と違った」という後悔は、必ずしも施術そのものが危険という意味ではありません。

実際には、以下のような原因が複合的に関係しているケースが多く見られます。

 

医師の技術・経験が不足していた

糸リフトでの仕上がりには、糸の種類や挿入角度、本数の選定など、医師の判断と技術が大きく影響します

リフトアップとナチュラルな表情を両立するには、顔の構造に関する知識や繊細なバランス調整のスキルが不可欠です。

 

技術不足の医師が施術を行うと、糸が過剰に引き上げられたり浅すぎる位置に入ってしまったりすることで、凹凸・ひきつれ・糸の透けなどのトラブルが起こる可能性があります。

 

適応外のケースだった

糸リフトは、すべての人に効果的なわけではありません

たとえば、皮下脂肪が厚い場合は糸が引っかかりにくく、すぐに元に戻ってしまうことがあります。

 

また、エラの張りのような骨格由来の輪郭の広がりに対しては糸リフトだけでは十分な効果が得られない可能性もあります。

事前のカウンセリングにて骨格や脂肪のつき方、肌質をきちんと見極め、適応しやすいかを判断することが重要です。

 

術後の過ごし方に問題があった

施術後は、糸が安定するまでの数日〜数週間、一定の注意が必要です。

大きな口の開閉、うつぶせ寝、強いマッサージ、飲酒やサウナなどによって腫れや内出血が強まったり、糸がずれたりしてしまう可能性もあります。

 

医師から説明されたアフターケアの指示を守らずに過ごしてしまうと、本来得られるはずだった効果が不十分になってしまう、左右差が出てしまう、表情が不自然になってしまうこともあります。

 

カウンセリング時のすり合わせ不足

効果や仕上がりのイメージについて、医師との認識にギャップがあるまま施術に進むと、施術自体は成功していても「自分の理想と違う」と感じてしまうリスクがあります

 

後悔しないためには、納得できるまで不安や疑問を解消し、自分の希望や優先順位をきちんと伝えることが大切です。

 

よくある失敗事例とその対策

糸リフトの失敗や後悔の声には、いくつか共通するパターンがあります。

それぞれの事例にはほとんどの場合明確な原因が存在しており、適切な医師選びやカウンセリング、アフターケアによって予防が可能なケースが多いです。

 

よくあるトラブルの事例と考えられる原因・対策

トラブルの事例

考えられる原因

対策・予防策

効果がなかった

適応外であった/本数が不十分であった

医師による事前診断と期待値のすり合わせが必要

表情が不自然になった

引き上げすぎ/糸の設計ミス

顔の動きを考慮した自然なデザインが重要

糸が透けた・凹凸が出た

糸の挿入が浅すぎた/層の選定ミス

解剖学に精通した医師の施術が必要

左右差が目立つ

骨格や筋肉の非対称性を考慮できていない

施術前の綿密なデザイン設計がカギ

痛み・腫れが長引いた

圧迫・刺激・感染症など

術後ケアと迅速な医師対応が必要

施術を受ける前にこれらのパターンを知っておくことで、カウンセリング時の相談などを活用して、不安を解消しながら判断できるようになるでしょう。

 

後悔しないために大切な4つの視点

適応を正しく見極める

自分の肌質やたるみの程度、脂肪のつき方などが糸リフトに適しているかを正しく判断することが大切です。

 

過度な脂肪や骨格の影響がある場合、糸リフト単体では十分な結果が出ないこともあるため、カウンセリングの際に丁寧に診断してもらう必要があります。

 

医師の技術と実績を確認する

糸の挿入位置や角度、引き上げ方向は顔の構造や筋肉の動きを踏まえて設計されます。

そのため、解剖学の知識と豊富な経験がある医師を選ぶことも重要です。

 

自然な表情や左右差を保ちながら仕上げるには、技術力に加え経験についても確認しておきましょう。

 

術後のアフターケア体制を確認する

施術後に腫れや痛みが出た際、適切に対応してくれるクリニックかどうかは、施術に向けた安心感にも直結します。

不安がある際にもすぐに相談できる窓口があり、必要に応じて再診や処置が可能な体制であれば、初めての方でも安心して施術を受けられるでしょう。

 

具体的にどのようなアフターケアがあるのか、事前カウンセリングの際に確認しておくことをおすすめします。

 

セルフケアを怠らない

糸リフトは比較的ダウンタイムが短いとはいえ、術後の生活習慣は仕上がりや持続性に影響します

例えば、施術直後の飲酒や激しい運動、顔を強くこするなどの行為は、腫れや内出血を悪化させかねません。

 

また、長時間のスマホ操作やうつぶせ寝なども、糸の位置ずれをまねく可能性があるため、術後一週間程度はこれらを意識して過ごすことが重要です。

 

糸リフトの持続期間や効果について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

糸リフト(スレッドリフト)の効果・持続期間を徹底解説

 

これら4つの視点を意識することで、糸リフトに対する不安を減らして、後悔のない美容医療選びにつなげることができるでしょう。

 

ミセルクリニックが大切にしていること

ミセルクリニックでは、スレッドリフトに対する不安や誤解を解消し、安心して施術を受けてもらうための取り組みを徹底しています。

 

施術前のカウンセリングには十分な時間を確保し、一人ひとりの骨格やたるみの程度、過去の美容歴などを丁寧に確認します。

使用する糸はすべて「体内で吸収される医療用の糸」を使用し、安全性と自然な仕上がりに配慮。

 

「美シルエットの貴公子」奥立医師が手がける繊細なデザイン設計が特徴で、骨格やバランスを見極め、最も美しく見えるラインを丁寧にデザインします。

 

多数の症例を手がけてきた確かな技術で、ダウンタイムを抑えつつ、鏡を見るのが楽しみになるような仕上がりを叶えます。

 

安心への第一歩はリスクを知ることから|不安はすぐにご相談を

糸リフト(スレッドリフト)は、切らずにフェイスラインを整えられる美容医療として注目されている一方で、後悔の声が見られるのも確かです。

しかし、そうした事例の多くは、施術の適応判断や設計ミス、術後のセルフケア不足といった、事前に防げた可能性があるものと考えられます。

 

適切なクリニック選びと信頼できる医師によるカウンセリングを受けることで、多くの不安は払拭できるでしょう。

リスクを知ったうえで選択することは、美容医療を安心して受けるための大切なステップです。

 

ミセルクリニックでは、丁寧な診断と施術後のサポートを通じて、一人ひとりに合ったスレッドリフトをご提案しております。

「自分に合うのか不安」「本当に自然に仕上がるのか知りたい」という方は、無料カウンセリングにてお気軽にご相談ください。

 

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監修

ミセルクリニック大阪梅田院院長 奥立 大樹医師

 

奥立 大樹
ミセルクリニック大阪梅田院院長

 

脂肪吸引や脂肪注入豊胸をはじめとする美容外科施術では、理想に近づけるだけでなく、体への負担を抑えることも大切です。仕上がりの美しさはもちろん、安全性や術後の回復にも配慮し、設計段階から一人ひとりと丁寧に向き合うよう心がけています。
美容医療は、外見の変化だけでなく、人生にも大きな影響を与えます。だからこそ、納得のうえで手術に臨んでいただきたいと考えています。後悔のない選択のため、医師としての信念を持って、分かりやすく正確な情報をお届けしています。

 

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