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ヒアルロン酸豊胸はやめたほうがいい?メリット・デメリット・費用・代替手段を解説

豊胸手術を考えているけれど「メスを入れるのは抵抗がある」「ダウンタイムはなるべく短くしたい」そうお考えではありませんか?

 

手軽にバストアップできる方法として知られるヒアルロン酸豊胸ですが、「危険」「後悔した」といった声も耳にし、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

 

結論からお伝えすると、ヒアルロン酸豊胸は美容医療の中でも手軽な選択肢である一方、多くの医師が推奨しておらず、日本美容外科学会(JSAPS)でも非推奨とされています。

 

この記事では、ヒアルロン酸豊胸の仕組みやメリット・デメリット、そしてなぜリスクが指摘されているのかを詳しく解説します。

 

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ヒアルロン酸豊胸はやめたほうがいい?結論と注意喚起

「切らずに手軽にバストアップできる」と聞くと、ヒアルロン酸豊胸は魅力的に感じるかもしれません。

しかし、結論から言うと、安易にヒアルロン酸豊胸を選ぶことはおすすめできません。

 

なぜなら、その手軽さの裏には、短期的なメリットを上回る長期的なリスクと不確実性が潜んでいるからです。

美容医療の分野でも、ヒアルロン酸などの注入材を使った豊胸については、注意を促す声が非常に多くなっています。

 

注入材による豊胸は学会が強く注意喚起

実は、日本の美容医療の発展と安全性の向上を目的とする「日本美容外科学会(JSAPS)」は、豊胸を検討している人に対し、明確な見解を発表しています。

 

日本美容外科学会の「美容医療診療指針」によると、「非吸収性充填剤による豊胸術は行わないことを強く推奨する」とされています。

これは、ヒアルロン酸豊胸だけでなく、長期的な安全性が確立されていない注入材全般に対する強い注意喚起です。

 

 

また、非吸収性の注入材だけでなく、一時的に体に吸収されるヒアルロン酸でも、体内に残存するケースが報告されています。

安易に自己判断で施術を受けて、感染症やしこり、乳がん検診での誤診など、深刻なトラブルに発展したケースも少なくありません。

 

では、なぜ「手軽さ」が思わぬ落とし穴になるのでしょうか。

 

ヒアルロン酸豊胸は、メスを使わない手軽な施術ゆえに、「とりあえずやってみよう」と考えがちです。

しかし、この手軽さこそが大きなリスクにつながります。

 

注射で注入されたヒアルロン酸は、時間の経過とともに体内で少しずつ分解・吸収されますが、完全に消えるわけではありません。

また、ヒアルロン酸は時間とともに徐々に移動する性質があるため、注入した位置からずれてしまい、不自然な形になることもあります。

 

 

さらに、次のようなトラブルが起こる可能性も否定できません。

 

 

そして、効果が薄れてきたからといって再注入を繰り返すと、これらのリスクがさらに蓄積します。

 

ヒアルロン酸豊胸の仕組みと効果

ヒアルロン酸豊胸は、注射でヒアルロン酸を注入してバストのボリュームを出す方法です。

ヒアルロン酸は体内で徐々に吸収されていくため、効果は永久には続きません。

 

効果を維持するためには、繰り返し注入が必要になりますが、そのたびに費用がかさみ、身体へのリスクも蓄積されてしまいます。

特に「イベントまでの短期的な目的」の場合、効果の持続期間は不確実であり、イベント後にボリュームが減ってしまい後悔する可能性もあります。

 

ヒアルロン酸豊胸のメリット・デメリット

ヒアルロン酸豊胸は、切らずに手軽にバストアップできることから、多くのメリットがあるように見えます。

しかし、その手軽さに隠されたデメリットも正しく理解することが大切です。

 

ここでは、ヒアルロン酸豊胸の短期的なメリットと、施術後に直面する可能性のある長期的なデメリットについて、それぞれ詳しく解説していきます。

 

ヒアルロン酸豊胸の短期的なメリット

メスを使わないため、施術後に大きな傷跡が残る心配がありません。

 

さらに、注入後すぐにバストのボリュームアップを実感できます。

また、施術後の腫れや内出血が比較的少なく、日常生活への復帰も早めです。

 

万が一、形が気に入らなかったり、トラブルが起こったりした場合、ヒアルロン酸を溶かす薬剤で元に戻す選択肢があります。

 

ヒアルロン酸豊胸の長期的なデメリット

長期的な視点で見ると、ヒアルロン酸豊胸には下記のような注意すべきデメリットがあります。

 

しこりや変形のリスク

注入したヒアルロン酸が時間の経過とともにしこりや硬い塊になったり、不自然な形に変形したりする可能性があります。

また、ヒアルロン酸が元の位置から移動してしまい、バストに左右差が生じることもあります。

 

触感の不自然さ

触ったときに、ヒアルロン酸の塊が異物感として感じられることがあります。

 

画像診断の妨げ

乳がん検診などで、ヒアルロン酸の塊が乳腺の病変と見分けがつきにくく、正確な画像診断の妨げになる可能性があります。

 

維持コストの増加

ヒアルロン酸は徐々に吸収されるため、効果を維持するには再注入が必要です。

そのたびに費用がかかるため、総額で考えるとコストが膨らんでいきます。

 

溶解(ヒアルロニダーゼ)の限界

溶解剤を使えば元に戻せると言っても、注入したヒアルロン酸が完全に無くなるわけではなく、全てを元通りにすることは難しいのが現実です。

 

もし、ヒアルロン酸豊胸後に強い痛み、熱っぽさ、皮膚の色の変化、発熱、腫れの悪化などの症状が現れた場合は、速やかにクリニックを受診してください。

 

これらは副作用や合併症の初期サインである可能性があるからです。

 

費用の相場と総額の考え方

ヒアルロン酸豊胸の費用について、広告では「1ccあたり○○円」と安く表示されていることが多いです。

 

しかし、実際に支払う費用はそれだけではありません。「表示価格」と「総額」には大きな違いがあることを理解しておきましょう。

 

ヒアルロン酸豊胸の費用は、注入するヒアルロン酸の量(cc)によって決まります。

たとえば、1ccあたり5,000円と広告に出ていたとしても、両胸に合計100cc注入すれば単純計算で50万円になります。

 

さらに、以下の費用が加算されるのが一般的です。

 

 

これらを全て含めた総額を事前に確認することが大切です。

 

「他院よりずいぶん安いな」と感じるクリニックには注意が必要です。

以下のような兆候がないか確認しましょう。

 

クリニックの利益を優先し、必要以上に大量注入を勧められることがあります。

良い面ばかりを強調し、しこりや感染、持続期間など、長期的なリスクについて詳しく説明してくれない場合も要注意です。

 

また、術後のフォロー体制や、トラブルが起きた際の対応について明確な説明がない場合は、安心できるクリニックとは言えません。

 

総額を考えると、想像以上に費用がかさむ可能性があります。

一時的な安さだけでなく、将来的なコストも考慮して判断するようにしましょう。

 

ダウンタイム・痛み・日常生活復帰の目安

ヒアルロン酸豊胸のダウンタイムは比較的短く、腫れや内出血は数日〜1週間ほどで落ち着くことがほとんどです。

ただし、施術後の生活にはいくつかの注意点があります。

 

施術当日は、湯船に浸からずシャワーで済ませましょう。

激しい運動や胸に強い衝撃を与える行動は、1週間ほど避ける必要があります。

 

ワイヤー入りのブラジャーは、ヒアルロン酸が移動する原因になるため、しばらくは締め付けの少ないノンワイヤーのものを選ぶのがおすすめです。

 

さらに、うつ伏せで寝ることは、バストの形が崩れるリスクがあるため控えましょう。

万が一、強い痛みや熱感、皮膚の色の変化、発熱などの症状が現れた場合は、すぐにクリニックに連絡してください。

 

これは、感染症などのトラブルのサインである可能性があります。

 

安全性を重視した代替手段

ヒアルロン酸豊胸のリスクを理解した上で、より安全性を重視したいと考える方もいるでしょう。

ここでは、ヒアルロン酸豊胸以外の選択肢と、それぞれの特徴をご紹介します。

 

1. 脂肪注入豊胸

ご自身の太ももやお腹などから脂肪を採取し、バストに注入する豊胸術です。

日本美容外科学会(JSAPS)の診療指針でも、「適切な患者選択と術者、そして術後のフォローアップがあれば有効な選択肢」として推奨されています。

 

メリットは、ご自身の組織を使うため、アレルギーや異物反応のリスクが低いことです。

然な触感と見た目が得られやすい特徴があります。デメリットは、脂肪吸引を行うため、身体への負担が大きく、ダウンタイムが長めなところです。

 

2. シリコンバッグ豊胸

長年の実績がある豊胸術で、人工的なシリコンバッグを挿入してバストのボリュームを出す方法です。

メリットは、一度の施術で永続的な効果が期待でき、大幅なサイズアップが可能なところです。

 

デメリットとしては、まれにバッグの周りに硬い膜ができる「被膜拘縮」が起きたり、バッグの破損や劣化が起きる恐れがあります。

また、将来的に入れ替えが必要になる可能性もあります。

 

3. 医療以外の選択肢(「やらない」という選択)

「手術は怖い」「なるべくリスクを避けたい」という方は、美容医療以外の方法を検討するのも良いでしょう。

たとえば体型に合った補正下着やバストケアブラジャーを着用することで、見た目のバストアップ効果が期待できます。

 

また、正しい姿勢を意識することで、胸の位置が上がり、バストが美しく見えることがあります。

トレーニングで大胸筋を鍛えることで、バストにハリを持たせることも可能です。

 

 

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まとめ

この記事では、ヒアルロン酸豊胸のリスクとメリットについて解説しました。

最も重要なポイントは、その「手軽さ」の裏に潜む不確実性とリスクを理解することです。

 

ヒアルロン酸豊胸は、しこりや感染、変形などの長期的なリスクが指摘されています。

安易に受けることは避けるべきです。効果を持続させるためには再注入が必要となり、その都度費用や身体へのリスクが増えていきます。

 

より安全性を重視するなら、脂肪注入豊胸やシリコンバッグ豊胸、あるいは手術以外の方法も選択肢として考えることが大切です。

ヒアルロン酸豊胸は、安易に選ぶと後悔につながる可能性があります。

 

「なぜ豊胸をしたいのか」「どんなリスクなら受け入れられるのか」をしっかり考え、専門医と相談した上で、ご自身にとって最適な方法を見つけてください。

 

 

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監修

 

奥立 大樹
ミセルクリニック大阪梅田院院長

 

脂肪吸引や脂肪注入豊胸をはじめとする美容外科施術では、理想に近づけるだけでなく、体への負担を抑えることも大切です。仕上がりの美しさはもちろん、安全性や術後の回復にも配慮し、設計段階から一人ひとりと丁寧に向き合うよう心がけています。
美容医療は、外見の変化だけでなく、人生にも大きな影響を与えます。だからこそ、納得のうえで手術に臨んでいただきたいと考えています。後悔のない選択のため、医師としての信念を持って、分かりやすく正確な情報をお届けしています。

 

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