芸能人やモデルのように、小顔で整った顔立ちに憧れたことがあるかと思います。
小顔になると、等身が増えるためスタイル良く見えます。
顔全体が小さくなることで顔にあるパーツがより際立つようになり、大きな目がチャーミングに見えることもあるでしょう。
自分の顔を鏡で見たときに、顔のむくみがひどいなと思ったり、深いシワが気になった経験はないでしょうか。
他人から見ても魅力にあふれる顔になろうと思って、定期的なマッサージをし、顔のむくみを自力で取ってもすぐに元に戻ってしまうこともあります。
それには、もしかすると顔の筋肉が大きく影響しているかもしれません。
シワや顔の大きさに筋肉が影響している場合は、さまざまな解決方法を試してみても効果を実感することは難しいでしょう。
そこで今回は、筋肉を麻痺させる働きがあるボトックス治療の特徴についてご紹介いたします。
シワ・小顔の対策は自力では難しい理由
「お顔にできてしまったシワをなくしたい」、「大きな顔をなんとか小さくしたい」と考えてみても、効果的な方法は自分では見つからないこともあるでしょう。
それぞれの原因について確認してみると、解決方法もわかりやすくなるかもしれません。
代表的なものについてまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
シワはどうしてできるの?
顔全体には、眉毛の間にあるシワ、目尻のシワ、額のシワなどそれぞれシワになりやすい場所があります。個人差はありますが、主にできやすいシワの位置はほとんど皆さん同じです。
顔にある筋肉を動かすことで表情を作り出しますが、それぞれ皆さんの表情にも癖があり同じ表情を繰り返して作ることでシワができやすくなります。
いわゆる「表情ジワ」は、しかめっ面や怒り顔など同じような表情によって筋肉が収縮したままの状態になってしまうことで発生します。
無理に顔を動かしても、収縮したままの筋肉ではスムーズに表情を変られなくなります。
この悪循環によって、解消されにくいシワが生まれてしまうのです。
朝にいつもより顔が大きく感じたら?
朝起きたときに、浮腫んで顔のサイズが大きくなっていると感じることがあるかもしれません。
夜寝ているときは、顔に水分が集まるのでむくみが起こりやすくなります。
夕方には顔が小さくなっていると感じたときには、顔のむくみが原因の場合がほとんどです。
この場合は、マッサージなどを施すことで一時的にむくみが改善され、顔が小さくなったと感じるでしょう。
もしマッサージをしても顔のサイズが変わらないときには、顔の中でも大きな場所であるエラが張っていることが原因かもしれません。
歯ぎしりや食いしばりなど日常的にあご回りの筋肉を過度に使うクセがあると、頬からあごにある物を噛むための筋肉(咬筋)が発達しすぎていることがあります。
過度に発達している筋肉に対してマッサージをおこなっても、効果は実感できない場合があります。
ボトックス治療でできること
ボトックスは、ボツリヌストキシンという成分を利用して作られた薬です。
ボツリヌス菌が産生する毒素から毒性を抜いて筋肉の収縮を妨げる働きのみ残したのがこのボトックスです。
世界中で使用されている安全性の高い薬剤でシワ、小顔、ワキガ・多汗症などに用いられています。
※ボトックス®︎ 米国アラガン社ボツリヌス注射は厚生労働省認可のボツリヌス・トキシン製剤です。
ボトックスによる嬉しい働き
ボトックスを気になる部分に使用すると、さまざまな働きが期待できます。
シワを軽減させたいとき
- ●眉間のシワが気になる
- ●額のシワのせいで高齢に見られる
- ●目尻のシワが笑っていないのにできている
目元・額・眉間など、筋肉の収縮が主な原因で起こっているシワには、ボトックスを注入していくことで筋肉の収縮を制限し目立ちにくくします。
現在あるシワを深いシワにさせない働きも期待できるので、少しでも気になるシワがあるときにはボトックスの利用を考えてみてはいかがでしょうか。
※お顔のたるみが原因で起こるほうれい線などのシワは、ボトックスよりもヒアルロン酸の注入治療が向いています
小顔になりたいとき
- ●エラが張っている
- ●寝ているときに歯ぎしりをするクセがある
- ●固い食べ物をよく食べる
- ●マッサージをしても顔のむくみがとれない
ボトックス治療で小顔を目指したいときには、顔の筋肉が固く収縮している部分に使う方がよいでしょう。ボトックスで筋肉の動きを麻痺させることで大きくなりすぎた筋肉が萎縮して小さくなっていきます。
噛む動作が多くて咬筋が発達しすぎているときには、ボトックスを患部に注入することでエラが目立たなくなり小顔になる実感が得られるようになるでしょう。
その他
ワキガ・多汗症の治療にも、ボトックスは用いられます。
ワキ周辺の筋肉を麻痺させるので、汗を出しにくくします。
ただし、その働きは一時的なものであるため薬剤の効き目が切れると再度症状が出やすくなります。
そのため、ワキガ・多汗症の症状によってはボトックスよりも他の治療が優先されることもあります。
なお、ワキガ・多汗症の治療に関しては、ミセルクリニックではミラドライ治療をお勧めしています。
また、眼瞼けいれんや顔面神経麻痺などの症状にも利用されています。
当院で使っているボトックス製剤は?
当院では、2009年に厚生労働省が国内で唯一承認した「ボトックスビスタ®」という製品を使用しています。
元は米国のアラガン社が製造した薬品です。FDAでも安全性と有効性が認可されており、米国、イギリス、ドイツ、フランスなど世界98カ国(2017年12月現在)でさまざまな治療に利用されています。
天然のタンパク質から作られている成分なので、体内で増殖して食中毒を引き起こすことはありません。
「ボトックスビスタ®」は、決められた講習を受けて認定された医師のみ治療が可能な製剤です。
一定の知識や技術が保証されているので症状に合わせた注入量で、理想へと導きます。
ナチュラルな仕上がりでシワの解消や小顔を目指したいときには、ぜひ当院までご相談ください。
お電話での直接相談以外にも、当院のホームページからは無料カウンセリングを受け付けています。
気になるシワやさまざまな肌悩みがあるときには、ぜひカウンセリングのご予約をお気軽にお申し込みください。